四輪車用製品:デファレンシャルギヤ

機能と役割

デファレンシャルギヤは動力伝達装置の一部。エンジンで発生した駆動力を様々なタイプのギヤ(傘歯車)を経て駆動軸に伝えます。そのギヤ(傘歯車)を内蔵する代表的なものがデファレンシャルギヤアッセンブリーで、駆動回転軸の方向転換及びコーナリング時に発生する左右輪の回転差を吸収し、スムーズなコーナリングを可能とします。
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デファレンシャルギヤの種類

デファレンシャルキャリヤアッセンブリー(床下吊り下げ一体型)

デファレンシャルキャリヤアッセンブリー(床下吊り下げ一体型)

適用車種
自動車のフロントおよびリヤ

特徴
キャリヤの素材にアルミを採用し、軽量化を実現しています。
RRベース四輪駆動車・FFベース四輪駆動車の共用化が可能です。

 

ハイポイドギヤセット

ハイポイドギヤセット

適用車種
四輪駆動車全般の最終減速機・変向機

特徴
回転軸を90°転換させ、さらに2個のギヤの軸をネジレ位置関係へオフセットします。
強度・静粛性に優れたギヤです。

 

ピニオンシャフト

ピニオンシャフト

適用車種
デファレンシャルギヤユニット内のギヤを保持するシャフトです。

特徴
負荷に合わせて表面処理方法を変更することにより、幅広いニーズに対応します。
(チタンコーティングの他、窒化処理、QPQ処理品を製造)

 

ビスカスカップリング

ビスカスカップリング

特徴
内部に充填された粘性流体によりトルクの伝達を行います。

 

トランスファーギヤセット

トランスファーギヤセット

特徴
駆動力を90°変換しプロペラシャフトへ伝達させます。

 

バギー用デファレンシャルギヤアッセンブリー

バギー用デファレンシャルギヤアッセンブリー

適用車種
四輪駆動バギー

特徴
LSD機能の搭載により、車両の踏破性を向上させています。熟成により部品点数の削減および軽量化を実現しています。


ショーワの取り組み

駆動系部品には、耐久性・伝達効率・静粛性が要求されます。ショーワでは、これらの要求に応えるため、構造解析に基づく形状の最適化、加工方法の変更など、多方面からのアプローチを行っています。特に力を注いでいるのが、ハイポイドギヤの性能を大幅に強化しコスト低減に貢献する、新たな歯切り加工方法の研究です。その一例がフェイスホブギヤです。フェイスミルギヤ(日本の乗用車の約半数が使用)に比べ静粛性が向上し、加工コストの低減も達成しています。