四輪車用製品:パワーステアリング

機能と役割

自動車の基本機能としての「曲がる」機能を担っているのがステアリングシステムであり、ハンドルを操作してタイヤの向きを変え、自動車の進行方向を変える装置です。
運転者に快適な操作性を提供するために、人がハンドルを回す操作を補助する(軽く回せる)機構を付加した装置を『パワーステアリング』といいます。


パワーステアリングの種類

油圧式パワーステアリング(HPS

油圧式パワーステアリング(HPS)

エンジン出力で作動するポンプが発生する油圧で、ラックバーの作動をアシストするシステムです。可変容量ポンプを採用することで、省エネルギー化を実現しています。軽自動車から大型車まで適用可能な、豊富な製品バリエーションを揃えています。


電動式パワーステアリング(EPS) もっと詳しく

ラックアシスト(同軸式): RA-EPS

ラックアシスト(同軸式): RA-EPS

パワーアシスト部としてラックバー外周部の同軸上に中空モーターを配置したシステムです。出力軸をボールネジにてダイレクトにアシストする方式であり、高剛性で滑らかな操舵フィーリングが得られ、中型以上の上級車向きのシステムです。

 
ピニオンアシスト: PA-EPS

ピニオンアシスト: PA-EPS

パワーアシスト部をピニオンギヤ(入力軸)部に配置したシステムです。小型車向けに好適なシステムで、ブラシ付モーターを採用したスモールカー用から、ブラシレスモーターを採用し高性能/高出力を実現した上級小型車用まで多様なバリエーションを揃えています。

 
パワーアシストユニット

パワーアシストユニット

PA-EPSの技術を応用し製品化した汎用型パワーアシストユニットです。
ATVなどの小型車両用のパワーステアリングとして採用されています。



ショーワの取り組み

ショーワのパワーステアリング事業は、1977年のギヤポンプの生産開始から30余年の歴史を刻み発展してきました。
社会の省エネルギーニーズをいち早く先取りし、1997年には世界に先駆け、普通乗用車用ラックアシスト式電動パワーステアリングを上市しました。油圧式パワーステアリングにおいても、同時期に可変容量ポンプを上市し、省エネルギー化に対応しました。
その後ピニオンアシスト式電動パワーステアリングもラインナップに加え、パワーステアリング事業は年産400万台規模に成長してきています。
現在では、市場の電動化への切替の加速&ニーズの多様化に対応し、製品競争力強化のためのラインナップ拡充&制御技術の進化による商品性能向上に注力し、製品開発を進めています。