ボート用部品:パワーチルトトリム

機能と役割

パワーチルトトリムは電動油圧式で、モーター駆動によるギヤポンプを油圧源として作動します。トリム機能(※1)により船外機の角度をアクティブに変化させ、効率の良い走行を確保します。チルト機能(※2)は、船外機の保護に役立ちます。また、ショックアプソーバ機能(※3)により、船体や船外機の損傷を防ぎます。

※1 トリム機能:ボートは速度が上がると船首が持ち上がり、スクリューが海底の方向に向いてしまい、効率よく推力を伝達することができなくなります。そこで、走行中に船外機の角度を調整することにより、スクリューの推力を維持した安定走行を可能とします。

※2 チルト機能:停泊時に船外機を水面上に上げておく事で貝類の付着による損傷を防ぎます。

※3 ショックアブソーバ機能:走行中に流木等が船外機に衝突した際に衝撃を吸収し、船体や船外機の損傷を防ぎます。

主なパワーチルトトリムの種類

統合型パワーチルトトリム

統合型パワーチルトトリム

装着クラス:大型船外機(130〜250 PS)

特徴:トリム、チルト一体鋳造構造。上下2ピンにより簡単に船外機への装着が可能。

3シリンダタイプパワーチルトトリム

3シリンダタイプパワーチルトトリム

装着クラス:大型船外機(130〜250 PS)

特徴:トリム、チルト分離構造。上下2ピンにより簡単に船外機への装着が可能。

ダブルアクションタイプパワーチルトトリム

ダブルアクションタイプパワーチルトトリム

装着クラス:中型船外機(30〜130 PS)

特徴:ダブルアクションタイプシリンダーを採用。1本シリンダーでチルトトリム機能を有し、従来品に比べ30%以上の軽量化を実現しています。

小型パワーチルトトリム

小型パワーチルトトリム

装着クラス:小型船外機(30 PS以下)

特徴:モータをリザーバー内に配置することで大幅なレイアウトの見直しが可能となり、小型化を実現しています。

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