High-Efficiency Oil Pump

 CVT用オイルポンプの生産を開始し14年の実績を持つショーワは、燃費性能に効果的な高精度ベーンポンプを上市しています。市場から求められる、優れた燃費性能に貢献するポイントは、内蔵バルブによる吐出容量の切り替えにより制御吐出時のポンプ駆動トルクを全吐出時に対して40%減としているのが特徴です。また内部リークが少ない高精度な製造技術が優れた効率につながり、リニアな変速の実現にも寄与することが可能となっています。

ショーワ独自の容量切り替えバルブを採用し燃費性能を向上

 ショーワは、2003年にエンジンのクランク出力からチェーン駆動でベーンポンプを回すという構造のCVT用オイルポンプを上市し、2013年より現在の最新型オイルポンプを開発・生産しております。
 ショーワ独自の技術により、トロコイドポンプに対して容積効率に優れるベーンポンプに吐出経路を2つ用意した2ポート型を採用しております。小型化にも貢献するポンプユニットに内蔵した制御バルブが、1ポートだけの制御吐出と2ポートを使う全吐出を切り替えることにより、アイドル時及び中高回転域における制御吐出時の駆動トルクを約40%も小さくすることが可能となりました。エンジン出力のロスを減らすことで、燃費性能向上に貢献しております。
 流量が必要となる高負荷時には2ポートを使う全吐出となりますが、この際に特に問題となる内部リークについては、ローターを挟むサイドプレートとのクリアランス精度をミクロン単位で管理することにより、リークを大幅に低減しています。このため高負荷時の流量を十分に確保することが可能となり、CVTの変速スピードを向上させるなど駆動系全体の性能アップも可能となります。

High-Efficiency Oil Pump