EERA(Electronically Equipped Ride Adjustment) SHOWA EERA Balance Free Damping Force 電子制御式減衰力可変ダンパー

 従来は四輪車用からの転用が多かった電子制御式油圧バルブをショーワは二輪車用として独自開発。二輪車用に最適化した特性とすることで優れた操縦安定性と乗り心地を実現しました。さらによりきめ細やかな制御を可能とするため電子制御に必要なストロークセンサーを内蔵して小型化を達成。今後、ショーワは二輪車用電子制御技術を『SHOWA EERA™』と称しシリーズで商品展開し、二輪車の知能化、高性能化を促進します。

理想に近い操縦性や乗り心地を実現

 オンロードスポーツモデルやデュアルパーパスモデルを中心として、欧州製のハイエンド二輪車に電子制御式ダンパー装着モデルが急激にシェアを広めています。電子制御式ダンパーを搭載すると、操縦性と乗り心地の両立が容易になるいっぽうで、従来の二輪車用電子制御式ダンパーは四輪車用からの転用が多く、その特性が二輪車用に最適化されているとは言いがたい状況にありました。
  そこでショーワは、二輪車用ダンパーに求められる減衰力特性の実現に最適な電子制御式油圧バルブを新開発。理想的な減衰力を素早く、そして精度よく生み出すことができる電子制御式油圧バルブの設計、検証を終え、量産可能な段階となりました。
  新開発の電子制御式油圧バルブは、BFF™(Balance Free Front Fork)やBFRC-lite®(Balance Free Rear Cushion light)だけではなく、CA(カートリッジ)、BPF(Big Piston Front Fork)といった既存のショーワ製フロントフォークと組み合わせる事で、どのようなカテゴリーのサスペンションにも容易に電子制御を提供することが可能です。

コンパクト化、軽量化に貢献

 また、この電子制御式ダンパーは電子制御に必要となるストロークセンサーを内蔵。車体の小型・軽量化にも貢献します。
 さらにショーワは制御用ECUやその制御に用いるソフトウェアも独自開発。二輪車用ダンパーの開発で長年培ってきたノウハウを生かし、スポーツバイクであればトラクション性能の向上、デュアルパーパスでは悪路走破性の改善、アメリカンツアラーでは長距離ツーリングでも快適な乗り心地をサスペンションシステム全体で実現する技術を確立しました。

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